三沢基地航空祭2015《番外編:パッチ》

「13th Fighter Squadron」のテントブースを覗いていたら、「30周年記念パッチ」を販売していました。パッチを見ると、通常のパッチと違い、それぞれ「1985〜2015」、「昭和六十年〜平成二十七年」の刺繍が入っています。
このような記念パッチは、部隊の創設記念や使用している戦闘機の機種改編記念等で作成されますが、やはりキリの良いタイミングで作成される事がほとんどなので、もしこのような記念パッチをブースで見かけたら、興味のある方は是非とも買っておきたいですね。
ちなみに、この記念パッチは、1枚2000円でした…。

ところで、
「13th Fighter Squadron “The Panther Pack”
(パンサー・パック)」は、大変歴史のある部隊であり、第二次世界大戦時の1942年2月にケンタッキー州ボウマンフィールドで誕生しています。当時は「ダグラス B-18 ボロ」を擁し、「第21爆撃グループ」に属していました。
現在のような戦闘機部隊になったのは、1966年5月、「リパブリック F-105 サンダーチーフ」を擁して、タイ王国のKorat空軍基地に展開した時からです。
その後、1967年に「マグダネル・ダグラス F-4 ファントムII」へ機種改編し、1975年までタイ王国の基地に展開しました。
そして、1976年にフロリダのマックディル空軍基地へ移動し、1982年に一時休隊となりました。
1985年1月、F-16 Fighting Falconに機種改編して三沢基地に展開を開始し、現在に至ります。

(CRAZY KATO)

30周年記念パッチ