三沢基地航空祭2015《番外編:A-2レザーフライトジャケット No.1》

写真は「新田原エアフェスタ2014」での「PACAF F-16 デモチーム」のパイロット、オースティン“Code”ブラウン大尉です。
今回の三沢基地航空祭は生憎の天候不良でしたが、その中でもデモフライトを実施してくれました。
当日は良い写真が撮れなかったので、こちらの写真を掲載させていただきます。

「PACAF F-16 デモチーム」は、1995年10月に米軍三沢基地の所属となり、F-16戦闘機の持つ能力を披露することで、アメリカ空軍全体に対する理解、及び太平洋地域での国際交流促進を目的として活動しています。

ところで、彼が着ているレザージャケットですが、「Type A-2」と云われるレザージャケットです。左胸に「氏名、階級」が表記されたレザーネームタグ。右胸には、部隊の所属である「太平洋航空軍」のレザーパッチが着けられています。

残念ながら、大尉が実際にどのようなレザージャケットを着ているのかは、直接に確認が出来ておりませんが…。
今からこの「A-2 レザーフライトジャケット」についてお話しをしていきましょう。

最初は1927年に採用された「A-1 フライトジャケット」の改良型として、第二次世界大戦中の1943年にアメリカ陸軍飛行隊(USAAF)の限定採用となりましたが、1944年に支給停止となりました。

1988年、アメリカ空軍は支給停止されていた「A-2 レザーフライトジャケット」の支給を再開し、現在に至ります。

以降、No.2へ…。

(CRAZY KATO)

番外編A-2レザーフライトジャケットNo.1