《速報》「新田原エアフェスタ2016」

今年は、12月4日(日)に開催されました。
今年度、航空自衛隊は南西方面に増加している脅威への対処の一貫として、戦闘機部隊の移動を実施していますが、ここ新田原基地の所属部隊も移動対象となりました。

百里基地からF-15Jを有する第305飛行隊の新田原基地への移動が8月31日迄に完了。
そして、新田原基地に所属していたF-4EJ改を有する第301飛行隊は、11月迄に百里基地への里帰り移動を完了しています。

当日は早朝から雨が降っていましたが途中から小降りになり、フライトプログラム通りに進みました。

U-125AとUH-60Jによる新田原救難隊の捜索救難展示は、日頃の厳しい訓練の成果を披露しました。

第23飛行教育航空隊と第305飛行隊のF-15Jは、天候の影響もありアフターバーナーが目視出来る迫力満点のフライトでした。

築城基地からのリモートによるF-2Aは、その特性を十分に発揮するフライトでした。

第501偵察飛行隊のRF-4による戦術偵察飛行は、戦闘機とは全く異質なフライトを披露し、正に「偵察飛行」を見せてくれました。

PACAF F-16デモチームによる曲技飛行は、天候の影響で水平系のプログラムになりましたが、それでもハイスピードパスを始め圧巻のパフォーマンスを披露しました。

ブルーインパルスの演技が開始される頃には、一時的に太陽も顔を見せるほどに天候が快復し、第1区分を実施しました。

当日の来場者数は約50,000名(主催者発表)でした。
フライトプログラムは、
・08:25~08:50
T-4×2機、第23飛行教育航空隊のF-15J×2機、第305飛行隊のF-15J×2機、新田原救難隊のUH-60J×1機、U-125A×1機による航過飛行。

・08:55~09:10
U-125A×1機、UH-60J×1機による捜索救難展示。

・09:15~09:30
第23飛行教育航空隊のF-15J×1機による飛行教育展示(訓練飛行等)。

・09:35~09:50
陸上自衛隊第1空挺団によるC-130からの空挺降下。

・10:00~10:15
第305飛行隊のF-15J×2機による防空展示(機動飛行等)。

・10:20~10:35
第8航空団(築城基地)所属のF-2A×1機による防空展示(機動飛行等)。

・10:40~10:55
第501偵察飛行隊のRF-4×2機による飛行展示(機動飛行等)。

・11:00~11:20
PACAF F-16 デモチームによる曲技飛行展示。

・13:05~13:35
第5航空団第305飛行隊、及び飛行教育航空隊による多数機飛行は、悪天候の為中止。

・13:40~15:00
ブルーインパルス
(CRAZY KATO)

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