サンダーバーズの故郷、米空軍の聖地ネリスで11月14、15日にオープンハウスが行われました。ネリスは遊興の聖地?ラスベガスから約20キロ程北方の砂漠の一角にあります。
森林火災消防用のDC-3からのジャンパーによる星条旗に向けての国歌斉唱で始まり、ネリスAFB所属機Å-10、F-15、F-16、F-22でのフォーメーションフライバイに続き、F-22は高速パス、ウエポンベイオープンでのスローパスやハイレートクライムを見せました。
ここからはWWIIまで遡るクラシカルな機体が登場し、東京初空襲で有名なドゥーリトルのB-25ミッチェル×2機が爆弾投下を模して湧き上がるきのこの 雲の間をパスしたり、ホースマンのP-51ムスタング×2機による軽快なフライト、朝鮮戦争のライバル機F-86FセイバーとMIG-15、A-1スカイ レーダー×2に続き、トレーナー機としてT-6テキサン×2、T-34×2、T-28×2、T-33×2機が数度パスを繰り返し、着陸後は観衆の前をタキ シーしました。
レッドブルのMIG-17はホワイトスモークを長引かせて縦横無尽に飛んだ後、アメリカンエアショーの真骨頂であるジェットカーとの競争で大いに会場を湧かせました。
パトリオットジェットチームは紺色のL-39×6機により昨年結成されたニューアクロチームで、4機のタイトなフォーメーションにハンマーヘッドターンを含む2機のソロが受けてました。
VFA-106のスーパーホーネットのデモの後、ワイルドキャットF-4とのレガシーフライトがあり、続いて三沢でも見られたバーズのサポート機C-17の軽快なフライトがありました。