令和元年 航空祭 in KOMATSU《番外編:日本酒・白岳仙》

「令和元年 航空祭 in KOMATSU」の前日、9月15日(日)午前中に小松空港に到着。
さあ、今回も近隣の酒蔵巡りをしたいと思います。
目指すは、福井県 福井市安原町7-4、安本酒造(やすもとしゅぞう)。
最近、「白岳仙」(はくがくせん)が人気の酒蔵です。

小松空港から北陸自動車道で福井市に入り、一般道を走って約1時間ほどで「安本酒造」に着きました。
戦国武将である朝倉氏が統治していた時代の遺跡(一乗谷朝倉氏遺跡)がすぐ近くにあります。

今日は日曜日なので、恐らく休業日だろうと思いながら来ましたが、運良く酒蔵に併設されている販売所が開いており、中に入ると、先代社長の奥様がいらっしゃいました。
お土産にするお酒を選びながら、色々とお話しをしていただきました。

「蔵は嘉永六年(1853年)に創業ですが、安本家そのものは鎌倉時代から続いています。
食べながら飲む、または飲みながら食事の出来る食中酒を目指しています。
蔵内の井戸から白山水系の伏流水を汲み上げて仕込んでいます。
年間の生産量はごくわずかでして、500石という小さな蔵ですが、全ての工程で袋搾りを行い酒造りをしています。」

随分と年季の入った建物ですね…とお尋ねすると、

「1889年(明治22年)建築の店舗兼主屋をはじめ、米蔵、土蔵、仕込蔵など明治中期から昭和戦前期にかけて建築された10棟が、国の登録有形文化財に登録されているんですよ。」

今日は日曜日なのに、お休みではないのですか…

「実は、今日から仕込みが始まったので、こちらも開けたんですよ…」とのこと。

そんなお話しをしながら、お土産に選んだ銘柄は「純米吟醸 奥越五百万石 白岳仙」、「特別純米 冷卸 白岳仙」、そして「Slightly Sparkling」の3本です。
たまたま開いていた販売所で、しかも地元でしか購入出来ない銘柄が入手出来てラッキーでした。

突然お伺いしたにもかかわらず、大変丁寧な対応をしていただき、ありがとうございました。

お薦めのお酒を抱えて、蔵を後にしました。

(CRAZY KATO)