入間航空祭2024 ~その1~

令和6年11月3日(日)、航空自衛隊入間基地において航空祭が開催された。
今年は、約25万人の来場者(同基地広報発表)で賑わった。

現在の入間基地の所在地は、昭和13年(1938)に旧陸軍の航空士官学校が開設された場所です。
終戦後は進駐したアメリカ軍が「ジョンソン基地」と名付け、その名前で広く知られるようになりました。

航空自衛隊における4個航空方面隊の一つであり、南東北・関東・中部・近畿地域26都道府県の防空を担当する中部航空方面隊司令部が置かれています。

その他に、中部航空警戒管制団、中部高射群、中部航空方面隊司令部支援飛行隊、中部航空施設隊、航空救難団、電子作戦群、作戦システム管理群、第2輸送航空隊、入間管制隊、入間気象隊、飛行点検隊、航空医学実験隊、航空安全管理隊、入間地方警務隊、第3補給処、第4補給処、自衛隊入間病院と多くの部隊が所在しています。

また、基地誘導路の南端東側に埼玉県警察のヘリポートとハンガーがあり、県警航空隊がヘリコプターを運用しています。


※「出典:航空自衛隊入間基地X(@jasdf_iruma)」

航空自衛隊70周年ロゴマーク


※「出典:航空自衛隊入間基地X(@jasdf_iruma)」

会場案内図・プログラム


※「出典:航空自衛隊入間基地X(@jasdf_iruma)」

開門前の基地内

展示飛行

展示飛行プログラムは、EC-1によるオープニング・フライトで幕を開けた。
前日までの天候からはとても予測することが出来ないほどに晴れ渡った青空に、各航空機はその性能や日頃の訓練の成果の一端を披露した。

CH-47J…「入間ヘリコプター空輸隊」

U-680A…「飛行点検隊」

T-4…「中部航空方面隊司令部 支援飛行隊」

C-2,C-1,U-4…「第2輸送航空隊」

C-2、C-1、U-4の展示飛行が、 午前中の展示飛行プログラムの最後を飾った。

ブルーインパルス

午後最初の展示飛行はブルーインパルス。

       

C-1中型輸送機…「第2輸送航空隊」

展示飛行プログラムの最後は、C-1中型輸送機による展示飛行。
なお、#031号機はラスト・フライトとなった。

C-1の展示飛行をもって、令和6年度入間航空祭の展示飛行プログラムが終了した。

※以下、「入間航空祭 ~その2~」に続く…。